【桃の摘果】せっかく沢山ついた桃の実を農家はせっせと落とします。それは、なぜ？

今回ご紹介するのは、当園で現在行われている『摘果』です。

『摘果（てきか）』

現在、当園では『摘果』作業が始まっていいます。

これは、これまでご紹介した『摘蕾・摘花』の延長ですが、

今回は最終的に残す実を決定していくことになります。

『摘蕾・摘花』作業の時よりも、桃の実が成長しており、

残すべき実が見やすくなっています。

と言っても、最終決定をするのはもう少し先。

やはりまだ必要な保険。

この段階で、全て残してしまうとキズや割れ、落ちてしまった時に

桃がなくなってしまって大変です。

ここでは保険をかけて少し残していきます。

本当の最終決定は、袋掛けを行う時。

それまでは、この『摘果』作業が続いていきます。

地道で大変な作業ではありますが、甘く、そして大きい桃を作る為に

とっても重要な作業です。