【桃の摘果】摘果で見える桃の実いろいろ。じつは〇〇〇〇にやられた実。

摘果で見つかる製品にはならない桃の実をいろいろご紹介。

摘果作業について、前回のブログでご紹介しました。

美味しい桃を作る為に、とても大切な摘果ですが、

今日はこの作業中に見つかる、様子がおかしい実についてです。

実が大きくなってくると小さい時は見つけづらかった、

落としておくべき実を見つけることができるようになります。

第一例

例えば下の写真の実。

一体何に被害を受けた実でしょうか？

実はこれ、カメムシが実を吸ってしまった桃です。

第二例

では、次の写真。

こちらも似たような様子に見えますが、どうでしょうか？

正解は、鳥につつかれてしまった実です。

鳥がつつくのは、桃の実ではなく、蕾の段階。

蕾を落としていた時点では、気付くことは難しいですが、

この大きさになると分かりやすいですね。

残す実を選別していくとても重要な摘果作業。

桃を大きく、そして甘くしていく為に、この段階で残す実をかなり絞ることになります。

残した実がこれらの被害を受けていては、製品になりません。

当園は、丁寧な摘果作業で皆様にお届けできる健康な実を選別していきます。